イ・ミンホ除隊後の復帰作、2020の上半期大作として昨年から話題であったNetflix「ザ・キング 永遠の君主」の感想です。
「ザ・キング 永遠の君主」、ちょっと分かりにくいドラマだったのでもう一度観ようかなと思っていたら、感想を書くのがすっかり遅くなってしまいました。
何はなくとも「イ・ミンホ」に、最近では「大作のヒロインと言えばこの人」となったキム・ゴウン。更にそこに超売れっ子脚本家キム・ウンスクが加わり、制作費は32億円とも言われているので、期待は膨らむばかり!
しかし蓋を開けてみれば色々と残念な部分が多く、何より肝心なラブストーリーがイマイチ!!というわけで超大作だけど★は4つとならず、3つ半です。
パラレルワールドにタイムトラベルまで加わって壮大さはピカイチ。注意深く観ていると「そうだったのか!」という伏線回収や小ネタも多くて緻密な脚本なのですが、風呂敷を広げすぎた感じです。
散りばめすぎた伏線とその回収や、事象のつじつま合わせに時間を取られすぎ、結果、複雑で分かりにくいのに恋愛や人間ドラマは薄い、消化不良気味ドラマになってしまいました。
がっかり度が高くてレビューは少々辛口になりそうです。
「ザ・キング最高に面白かったのに!」という方はここでこのページはそっと閉じていただくのが良いかもしれません。
以下ネタバレ感想&解説(と伏線回収の試み)です。
「ザ・キング 永遠の君主」あらすじ・スタッフ・キャスト
あらすじ
2020年(SBS)16話
次元の門を閉めようとする理系型の大韓帝国皇帝イ・ゴンと誰かの人生、人、愛を守ろうとする文系型の女性刑事チョン・テウルが両世界を行き来しながら生まれる別次元のファンタジーラブストーリー。
スタッフ
脚本:キム・ウンスク(ミスターサンシャイン、太陽の末裔、相続者たち、トッケビ)
(キム・ウンスク作品一覧はこちら)
演出:ペク・サンフン(太陽の末裔)、チョン・ジヒョン
キャスト
- イ・ゴン 皇帝:イ・ミンホ「相続者たち」
- チョン・テウル/ルナ:キム・ゴウン「恋はチーズインザトラップ」「トッケビ」「ヨ・ユルの音楽アルバム」
- チョ・ウンソプ/チョ・ヨン:ウ・ドファン
- カン・シンジェ :キム・ギョンナム「刑務所のルールブック」
- イ・リム: イ・ジョンジン「THE K2」
- ク・ソリョン:チョン・ウンチェ
- ナリ/スンア:キム・ヨンジ「ミスターサンシャイン」「みんなの嘘」「Watcher」
「ザ・キング 永遠の君主」の世界
舞台は「大韓民国(←今の韓国)」と平行世界(パラレルワールド)である「大韓帝国」の二つの世界。
一見似ているこの二つの世界ですが、大韓帝国には民国には無い「朝鮮皇室」が存在し、朝鮮戦争がなかったので南北の分断もなく、首都は釜山。
レアアースの発見により(しかもそのほとんどが皇室所有地に埋蔵)GDP世界4位の「大変豊かな幸せな国」として描かれています。
その帝国の
お金持ちのイケメン皇帝
がイ・ミンホ様♡演じるイ・ゴン。
イ・ゴンは謀反を起こした逆賊イ・リムに父王を殺され、幼くして皇位についた若き皇帝。自身もイ・リムに殺されかけましたが、すんでのところで謎の人物に救われます。
↓父王が殺され、四寅剣を手に逆賊に立ち向かう幼き日のゴン。
それから25年経っても、いまだあの時自分を助けてくれた謎の人物を探し続けている!!という設定ですね~。
謎の人物が落としていったIDカードは、他ならぬキム・ゴウンちゃん演じるヒロイン、チョン・テウルの物です。しかもカードの発行日は未来の日付…。
そして謎のウサギを追い、ついにイ・ゴンはパラレルワールドの扉を開き、チョン・テウルに巡り合う…ずっと探し求めていた人は、別の世界の住人だった!
果たしてパラレルワールドの謎とは?死んだはずのイ・リムは?
というのが第一話までです。ここら辺まではものすごーくワクワクして最高に面白そう!!と期待して観ました↑
皇帝かっこよく描きすぎ
もし皇室=ロイヤルファミリーが韓国に残っていたら?・・・なドラマと言えば「宮~Love in Palace」に「キング 〜Two Hearts」。それに「マイ・プリンセス」もそんな設定だったような気がします。
結構多いので、韓国の人にとっては皇室って憧れなのかな。逆にほんとに皇室がある日本では生まれないドラマだな。
パラレルワールドの大韓帝国は、その憧れ?を思いっきり美麗に具現化した感じです。
「王室・皇室」といえば、昨今では日本のみならず多くの国で象徴であり実権は伴わないというのが実態ですが、それがこのイ・ゴン皇帝は専制君主で、すなわち「地位も名誉もお金も権力も全て」持ってるんですよね~。
更に人望もあり、数学者でありボート選手でもあり・・・・と続きます↓
で、白馬も乗ります。
最初はわ~わ~美しい~かっこいい~✨と観てましたが、だんだんと皇帝のくどいほど美化された描かれ方に、食傷気味になってきました…。
皇帝イ・ゴン(イ・ミンホ)
観終わってみると、「あーー!かっこいいーー!」と思っていたはずのイ・ゴンはこれといって個性のない、割と平凡なキャラでした。
とにかく見た目は文句なくカッコ良く、それだけでももちろん楽しませてもらいましたが、すべてが完璧なだけで、キャラの魅力はあまり伝わってこなかったな!
これは脚本のせい?それともイ・ミンホの演技?
韓国ではイ・ミンホの演技には相変わらず色々と議論があるようですが、私は彼の演技が特段下手だとは思いません!ただ189㎝にド派手な顔立ちで、そのせいで役幅は狭いのは確か💦イケメンも辛いね!
今回は皇帝という役柄もあって、品のある大人の男性を演じようとするミンホくんの努力がヒシヒシと伝わりましたが、そのせいで演技の幅が余計に狭められ、少し抑えた演技が「大人っぽい」というよりも「感情表現が乏しい」と感じてしまった部分もあった気がします。
キム・ウンスクの今までのドラマの男性主人公は、ざっと思いつくところでも
- ヒョンビン
- ソン・ジュンギ
- イ・ビョンホン
- コン・ユ
と韓ドラ界の最強ラインナップ。
圧倒的演技力に大人の余裕も持ち合わせた俳優ばっかり!彼らはカッコ良くてもそれだけじゃない、人間味もあるキャラをウンスク作品内で生き生きと演じました。作品ごとに全く違う顔も演じられる。それに比べると今回のイ・ミンホはやっぱり少々分が悪いかな…💦
ウンスク先生のキャラ設定も甘かったかも。
イ・ミンホもそろそろ脱皮の時期、次は思い切って恋愛なしのジャンル物にも挑んで欲しい。(「江南1970」良かったし)
刑事チョン・テウル(キム・ゴウン)
無敵のイケメン皇帝と、時空も次元も超えた恋をするのがこちらキム・ゴウン演じるチョン・テウル。市警強力班の刑事です。
私はキム・ゴウンという女優さん、好きです✨
しかし友人の中には「彼女がヒロインだとイマイチ見る気がしない」という人が結構いて、好みは色々ですね。万人に受ける美人ではないかもしれませんが、骨格が美しく、何よりも演技力が素晴らしい。
今作ではだいぶ大人の女性の色香も感じさせてくれました。
↓こちらも一人二役。テウルとルナ。ルナは「ガンで余命いくばくもない天涯孤独な犯罪者」という強烈な役でした。更に「テウルの振りをするルナ」というトリッキーな演技もありましたが、難なくクリア。
彼女の泣きの演技がね、胸に迫るのです。
今作でも泣きの演技は存分に見せてくれましたが、でもイ・ゴンとテウルの恋愛に感情移入できなかったので、一緒には泣けなかったわ~
今回はとにかく恋愛の胸キュン度がイマイチ。
「ザ・キング」恋愛が盛り上がらなかった
恋愛に関しては多くの人が「あれ?テウルっていつイ・ゴンの事が好きになったの?」と思ったのではないかと思います。
二人が恋に落ちた過程が全然見えてこなかった…
そこが一番大事なのにーー!!
「別に好きじゃない」
「好きになってはダメだ」
「いや好きかも」
↑この部分をどれだけ長引かせても、誰も文句言わないのになー
イ・ゴンにとっては、殺されかけた幼い自分を救ってくれたかもしれない人。20年以上もずっと片時も手放さずに持っていた「IDカード」の人。
なので、ついに出会えた瞬間「恋に落ちた」というような設定は理解できなくもないです。
でもチョン・テウルの方の気持ちがイマイチ見えてこなかった。
どちらかと言うと「見た目のかっこよさ。皇帝という地位」に惹かれたように見えなくもない展開に「ええー?」という感じでした(^^;)
感情移入出来ないまま二人の恋愛が進むので、ラブシーンもときめかず↓
命を懸けて愛するほどに彼を思う気持ちは、どこから出てきた?単に運命の人だから?
そこに説得力が欲しかったなぁ。キム・ゴウンちゃんも演技するのに困ったよねきっと。
「ザ・キング」その他のキャラ
イ・ジョンジン演じる逆賊イ・リム。イ・ジョンシンさん、K2でも似たような役だったけど「品のある悪役」が最高に似合う。↓
↓ノ尚宮。彼女にまつわる部分は全部好きでしたー!実は1994年の謀反の夜に大人になったイ・ゴンに会っていた彼女。その後の「もう一度だけ見逃してください」のシーンも良かったし、プヨン君が亡くなった際の回想シーンも泣けました(T_T)
ウ・ドファンの一人二役はもちろんこのドラマの最大?と言ってもいいほどの見どころでしたね↓方言炸裂のおバカキャラ・ウンソプと、クールなポーカーフェイスのヨン。私にとっては初のウ・ドファンくんでしたが、噂通りいい~✨
↓皇帝の側近「無敵の剣」としてどこまでもイ・ゴンに忠誠を誓うヨン。
この二人のブロマンスはかなりごり押し気味でしたが、もちろん好きでしたww
シンジェは今回一番お気に入りのキャラ!!
↓ぶっきらぼうで不器用で一人で色々と抱え込んでしまうシンジェ。テウルを思う気持ちが切なかったな~。キム・ギョンナムは「刑務所のルールブック」と「ここに来て抱きしめて」両方みましたが、どれも全く違う雰囲気。
民国の刑事、シンジェは早くから帝国出身と匂わせているシーンが多かったですね。もう一人の自分は寝たきりの意識不明だったんだけど、過去が変わることで、
- シンジェ(ヒュンミン)→帝国にいたままで刑事になりルナと同僚に(テウルじゃなくてルナと結ばれるのね!)
- ヒョンミン(シンジェ)→寝たきりにならず御曹司に
↑全部のパラレルワールドエピソードの中で、一番すっきり分かりやすく終わったのがシンジェにまつわる部分だった気がしてます!
ク総理↓せっかく強くて美しい総理なのに、結果的には玉の輿を狙って権力に固執した愚かな女性として描かれてて、残念。どこまでも賢く気高くいて欲しかったわ~
↓最近すごく売れっ子の女優さんキム・ヨンジ演じるナリとスンア、帝国、民国どちらにも登場。思わせぶりな言動が多く「彼女が演じるからには曲者なのか?!」と構えましたが、結局どちらでも大して意味のない役だったような?民国ではテウルの親友?のはずなんですが、最後までストーリーの蚊帳の外でした↓
ナリ×ウンソプ
スンア×ヨン
↑このラブストーリーはオマケみたいな感じで、トッケビの「サニー×死神」みたいなの期待したけど、全然ちがった~!!
「ザ・キング」よく分からなかったところ&伏線回収
話数を重ねると、話もかなり複雑になってきます。
パラレルワールドである帝国と民国を行ったり来たりしていたところまでは十分理解できて面白かったのですが、そこに過去と未来を行き来するタイムトラベルの要素が加わり、一気にストーリーが複雑になってきました。特に後半はパラレルワールド物というよりも、タイムトラベルもの?というほど、時間軸を理解するのが大変で💦
ほーほー!なるほど!と1話から散りばめられたパズルのピースがぴたりとはまっていくようで面白い!と思うところもあったのですが、一方で回収されたなかった伏線も多く…。パズルが未完成のままな気分で消化不良💦
思わせぶりなエピソードも、終わってみれば「結局意味がなかった」という部分も多めです。
「過去が変われば未来も変わり、人の記憶も書き換わる」という「シグナル」と同じ設定が前提なので、登場人物が多い今作は描き切るのが大変なのは理解できます。
それでも思わず「えーー?」となったのがこちら↓
最終話、イ・リムを倒すことでテウルの記憶が消えると思っていたのに、イ・ゴンの事を覚えているテウル。
「どうして私を覚えていた?」と聞くゴンに‥‥
↓テウル「省略させて。色々あったの」って。
いやそこ!一番説明求めたいところなんですが~笑
時空の狭間にいたからってこと??
このシーン以前にも色々と気になる点はあったものの、このシーンで拍子抜け。キム・ウンスク先生はどうやら辻褄合わせは放棄したのね、と解釈しました。尺も足りなくなったのかな。
以下、私が気になったところ、謎のままで終わったところ。思いつくままに。
- イ・リムは自分が利用できそうな人間を、帝国と民国でしきりに入れ替えていたけれど、結局彼らは何の役に立ったのか?よく分からなかった。
- ナリの髪の長さがちょいちょい変わってた気がして、??となった。カツラをつけてみた、というようなセリフが余計混乱したけど、あれなんだったんだ?
- ノ尚宮を民国から帝国に連れて行ったのは誰?何のために?
- ク総理はなぜ民国の自分を殺したの?何か意味があった?
- ク総理の側近みたいな白髪の男性は結局なんだった?大物感漂わせてたけど。
- ク総理が母に夕飯を尋ねると「サバ」と答えると約束したはずなのに、電話をかけると違う答えが…。泣き出すク総理。これは母が入れ替わったということ?イ・リムがク総理を利用するために入れ替えた?
- プヨン君がなぜオス書店を知っていた?やっぱり偶然?
- イ・リムを倒して過去を変えても、プヨン君は亡くなったまま?
- 2020年のイ・リムは過去(1994年)の自分に殺される。そうなると1994年からイ・リムは「自分を殺した」という記憶を持っているはずなんだけど、そこの記憶は書き換わらず…。
- 1994年のゴンを助けたのは結局大人になったゴン自身。これ、永遠ループしそう…。
- 1話の厩舎に出てくるウサギのルナ。結局イ・ゴン自身がルナがそこに来るように仕向けたという事が分かるのだけど、これも永遠ループ。
- ヨーヨーの少年は息笛の化身?それともトッケビ同様、神なの?
- 殺されたイ・ゴンの父、先の皇帝の存在感薄すぎ!他の世界で生きているかもしれないのに、イ・ゴンが気にするそぶりもなく、プヨン君の方が存在大きかったね。
- 「孤独」と言いながら誰かに会ってたチーム長のエピソード、必要だった?
書き出してみたらめちゃくちゃたくさんあった…
もしかすると私が見落としている部分もあるかも。そして全てに答えがあって意味があるのかもしれませんが、少なくとも私はこじつけのような考察はあまり好きではなく、もうちょっとすっきりしたかったな!
絶対いらなかった戦闘シーン
あともう一つ。これは絶対にいらなかった!!と思うエピソード。
パラレルワールド大韓帝国で、急に日本との小競り合いシーンが…。例の島を巡ってのデリケートな政治ネタをここでつっこんでくるとは思いもよらず、日本人視聴者、戸惑うー💦
↓日本の描き方はまるっきり先の戦争で止まってます…
↓小賢しい日本をイ・ゴン皇帝が蹴散らす!!…ってほんと、ドラマにそんなの入れてくるなんて無粋すぎる。
これには日本の韓流ドラマファンもがっかり…じゃないでしょうか。私は決して偏った政治的思想はもっていないと自負していますが、これはこの手のドラマで描く事ではないし、パラレルワールドを素材にしたラブ・ロマンスドラマには絶対に不要なエピソード。
しかもこのシーンはその前にも後にも、他のエピソードとは一切関係なしです。それを結構長々と描きました。軽くショックを受けて、しらばく続きを観る気が失せちゃったんですが・・・。(気を取り直して視聴再開するのに2週間ほどかかりましたw)
でも後から考えてみると、このシーンをあえて入れたキム・ウンスクと制作側の意図が理解できたように思いました。
キム・ウンスクはこのドラマの前に書いた「ミスター・サンシャイン」が「日本をよく描きすぎている」、いわゆる「親日美化」として本国で批判され、撮り直しを余儀なくされた経緯があるのです。
私もその事は何となく記憶の片隅にあったのですが、それよりも「ミスターサンシャイン」が、あまりに日本を鬼畜のごとく描いている様にちょっと引いた記憶の方が強く、親日批判の事はすっかり忘れていました。
よくよく考えるとミスターサンシャインのあの描写は再撮されたものだったのですよねぇ。
韓国では一度親日の烙印を押されちゃうと芸能人や文化人にとっては致命的のようなので、今回は再撮にならないよう、序盤で強めに「日本叩き」をして布石を打ったと言ったところなのでしょうか。
しかし。
不要なエピソードを入れてまで日本叩きをして「親日美化」の批判を回避したはずなのに、なんとこの「ザ・キング」でも「宮殿が日本の東大寺に酷似している」「韓国の潜水艦に日の丸をつけた」だの重箱の隅をつつくような批判が度々起こり、「親日ドラマだ!」と批判され、そのたびに監督が謝罪してようです。ここまでくるともう制作陣に同情、気の毒としかいいようがないです。
入れたくて入れた戦闘シーンではないかもしれませんが、この本筋に一切関係のない無駄なシーンで、ドラマのクオリティが下がってしまったのは残念です。
「ザ・キング 永遠の君主」まとめ感想
パラレルワールドやタイムトラベルは映像で矛盾なく描くのはもはや不可能なのは分かっているので、映画やドラマにする時は「いかに辻褄や理屈が合っていないことを視聴者に気づかせないか」がキモだと思うのですが、みんな気づいちゃったよなぁ。
この「ザ・キング」のパラレルワールドは数学者であるイ・ゴンが小難しい計算したりしている描写も多かったし、論理的な筋立てや設定がある程度必要なドラマだと思うのですよね~。
なのに、萬波息笛の化身?である神のような存在(ヨーヨー少年)も出てきて、結局はパラレルワールドも物理的な事象ではなく、神の御業なのか?
しかしその部分は最後まで何の言及もなく「視聴者の考察」に丸投げした格好でした。
ラストは週末ごとに色々なパラレルワールドへ旅行に行く二人の姿が。
これもなんだかすっきりしないハッピーエンド。
無数に存在する異世界へ、そんなに気軽に行っちゃっていいのね💦
ひょんなことでその世界に干渉してしまい、時空が歪まないか、心配なおばさんです(^^;)←
色々と揚げ足取りばっかりした気もしますが、やっぱり大作には違いなく、全16話何度も観なおして考察しまくる!という楽しみ方もあるようです。
キャストの豪華さ、映像の美しさ、壮大な世界観などを鑑みて、「見て決して損はない」という意味を込めて★3つ半です。
面白い考察を思いついた方は是非コメント欄で教えてください~!
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