★★★3つ星ドラマ

「愛の迷宮~トンネル」視聴感想

「愛の迷宮~トンネル」視聴感想です!

愛しのホロ」ですっかりユン・ヒョンミンsiiにハマってしまって彼の作品を過去にさかのぼって視聴中(^^)/

話題作であった「ボイス」の後番組として注目されたタイムスリップサスペンスドラマ「愛の迷宮~トンネル」。

連続殺人犯を追う途中、トンネルを通じて1980年代から30年後にタイプスリップしてしまった刑事グァンホは、いまだ未解決である連続殺人事件の犯人を捕らえるべく、エリート刑事ソンジェ、犯罪プロファイラーであるシン教授と共に事件の真相に迫ります。

私の評価星3つのおすすめドラマです!

タイムスリップものとしては設定が弱い~!…とも感じましたが、その分キャラクターや犯人の人間像に丁寧に迫った内容が好感が持てました。
捜査モノとしても面白く、16話さくっと視聴できます!

ちなみに「愛の迷宮」というのがよくある「残念な邦題」の典型で、はっきり言って全然ドラマの内容に合っていません!




「愛の迷宮~トンネル」あらすじ・キャスト・スタッフ

OCN、全16話

あらすじ

1986年、ヨンスクと幸せな新婚生活を送っていた刑事グァンホは、連続殺人事件を追う最中にトンネルで犯人に襲われ気を失ってしまう。目が覚めると、愛する妻を過去に残したまま、30年後にタイムスリップしていた。

困惑しつつも新入り刑事を名乗って警察署に入り込んだグァンホ。未だ事件が解決していないことを知った彼は、過去に戻るヒントを見つけるため新たな相棒ソンジェと再び捜査に乗り出す。

グァンホがヨンスクへの恋しさを募らせる一方、ソンジェは心に同じ傷を持つ心理学者ジェイに惹かれ始めていた。

キャスト

スタッフ

演出 シン・ヨンヒ
脚本 イ・ウンミ

実際におこった連続殺人事件がモチーフ

「愛の迷宮‐トンネル‐」は、1980年代に実際に発生した華城(ファソン) 連続殺人事件をモチーフにしたドラマだそう。

↑オープニングは1980年代を思わせるノスタルジックなモノクロ。

華城連続殺人事件といえば、2003年の韓国映画「殺人の追憶」が何と言っても有名ですねー!映画やドラマのモチーフとなるほど韓国では衝撃的な事件だったようで、長らく未解決事件として捜査が続いていたようですが、実は2019年に最新のDNA捜査で犯人が特定されたそうで、韓国で大変話題になったのを覚えています。(ちなみに犯人は別事件ですでに逮捕され収監済みの男だったとか)

このドラマでも、1980年代当時にはなかったDNA捜査やプロファイリングなどで、タイプスリップした30年後に事件を解決する!!というのが一番の見どころなのかな~と観始めましたが、実際には人間関係を描く場面が多く「ヒューマンドラマ」としての要素が強かったと思います。

↓過去に置いてきてしまった愛する妻へのグァンホの一途な愛。
この身長差、やっぱりチェ・ジニョクsiiの背の高さが素敵~。

↓時を超えた熱血刑事グァンホと、クールなエリート刑事ソンジェの男の友情。

↓かつての部下であったソンシクとの師弟愛も思ったよりも泣けた!
こちら過去の二人。

↓そしてこれが現代の二人。
死んだと思っていた先輩がまさかのタイプスリップで現れ、何かと先輩を助けます。名脇役俳優、チョ・ヒボンさん。

そして、まだ見ぬ娘を現代で探すグァンホの父性愛なども、見どころだったかと。

中でもやっぱり私が注目したのはグァンホとソンジェのブロマンス
私はこれを観たくてこのドラマを選んだと言っても過言ではないので~(*´з`)

186㎝と184㎝(´艸`*)
韓流ドラマって、主演の俳優さんの身長にに合わせて脇をキャスティングしてるんだろうな~といつも思ってますが、この二人も長身コンビで映える~




時を超えて交錯する人間関係

時を超え突然現れたグァンホですが、かつての部下ソンシクの助けを借り、異動してきた新任刑事として事件の捜査に加わることになります。(←まぁここら辺かなりご都合主義の展開あって、つっこむとキリがないです)

グァンホ演じるチェ・ジニョクsiiの、若いのに包容力があって、イケメンだけど今風ではない雰囲気が「30年前から来た」という設定にぴったりでした。

スマホやDNA捜査、防犯カメラも分からずに戸惑いながらも、持ち前の行動力、洞察力や刑事としてのカンを働かせ、現代でも捜査をリードしていく様は爽快で、熱血刑事役似合ってました~

グァンホは自分が30年前に自分が犯人を取り逃がしたせいで、いまだに犠牲者が出続けている事に心を痛め、また、犯人を捕まえる事で過去に戻れると信じ、犯人逮捕に必死になります。

当然、何かと挙動が不審なグァンホに不信感を抱くエリート刑事のソンジェ↓

期待通り、ユン・ヒョンミンかっこいい
やっぱりクールなツンデレ役が似合う。

実は、グァンホとはまた違う事情でソンジェにも犯人逮捕に執着する理由があります。

最初は反目し合っていた二人ですが、次第にお互いを信頼しバディとして固いきずなで結ばれていきます。

↓そしてプロファイラー、シン・ジェイ教授として登場したのはイン・ユヨンちゃんでしたー!
みんなの嘘」観たばっかりですが、ショートカットだと若い頃のチェ・ジウみたいでまた違った雰囲気。そして確かな演技力を再確認。

的確なプロファイリングで犯人像に迫る彼女ですが、グァンホとソンジェに協力しながら、彼女自身も自分の心の傷と向き合い始め、事件解決を強く願い始めます。

登場時は薄幸感満載のジェイでしたが、同じく「クールキャラ」のソンジェと徐々に惹かれあうほのかなラブラインよかった。「人に対して心を閉ざしたところがある二人」が惹かれあうってのがいいのですよねー♪

このグァンホとソンジェ、そしてジェイの3人の運命とも言える人間関係の交錯が秀逸です!!

連続殺人事件のみならず、ドラマの中盤では様々な設定で興味深い事件が起こり、3人は力を合わせて事件を解決します。←ここらへんが一番面白かった!

ここから下、完全ネタバレです。

タイムスリップものは難しい!

実際にあった「ファソン連続殺人事件」も、実は模倣犯がいて事件捜査の妨げになったようなのですが、このドラマでもその部分を取り入れた設定で、真犯人と模倣犯の二人の犯人が登場します。

そこがサスペンスをより複雑にして、捜査物としての面白さを際立たせていると思いました。

二人の犯人像も良く描かれていて、それぞれどうして殺人を犯すに至ったのか、彼らがそうなるまでの環境や心情を丁寧に描写したことが「愛の迷宮~トンネル」を単なるタイムスリップものではなく、人間ドラマとしても評価できる、厚みをもたらしたと思います。

↓「世界にはまだ断罪しなければならない人が多いのに。もう人を殺せないのが残念だ。」と語るモク・ジヌ。母への愛憎入りまじった感情から、ソシオパスになった彼を演じたキム・ミンサンsiiの狂気の演技は見事でした。

しかし!人間ドラマは良かったのですが、やっぱりタイムスリップものとしては設定が弱すぎる!!と感じることが本当に多かったのが残念です💦

タイムスリップを素材として扱うのは難しいです。

何しろ「過去が変われば未来も変わる」という、誰もが知っている大前提がありますからね~(^^;)

似たような設定であったドラマ「シグナル」はそこに果敢に挑戦して、過去と未来が交錯することで、あったはずの事件がなくなり、死ぬはずだった人は生き残り、今を生きる人の記憶さえもどんどんと変わっていく様を緻密な脚本で描き切りました!

が、このドラマは「過去が変われば未来も変わる」というところを丸っと無視して作ってるんですよね。

グァンホが過去に戻ることで、未来は大きく変わってしまうのでは?!と視聴者はどうしてもそう思うのですが、そこは描かれずに終わってしまい、ちょっと消化不良だったかなぁ。

赤ちゃんソンジェを抱っこするグァンホ↑

1986年に起きた、グァンホが担当した連続殺人事件の被害者の息子は実はソンジェだったのですよね!母を殺した犯人を捕まえるため、ソンジェは刑事になったのでした。

そしてジェイは、グァンホがタイムスリップして失踪した後に生まれた彼の娘。

で、グァンホは30年後にタイムスリップして、成長してエリート刑事になったソンジェと相棒になって犯人逮捕。

グァンホが無事に過去に戻って、ジェイは両親に愛されて育つことになったし、ソンジェはもう刑事を目指さないから、二人は出会わないのでは?!と思ったりして、混乱しますww笑

でも視聴者が安心するこんなシーンもしっかりありました↓

過去に戻って愛する妻と娘と幸せに暮らすグァンホ。その傍らには、近所に住むソンジェが遊びに来ている姿が!

つまりジェイとソンジェは、また違った形で結ばれるかもしれない未来がある?という事かな~。心に傷を抱えたプロファイラーと刑事としてではなく、近所に住む幼なじみとして♥

まとめ感想

チェ・ジニョク、ユン・ヒョンミン、イ・ユヨンと、実力派ながらも少々地味目のキャストのドラマだと視聴前は思ったのですが、テンポがよく、キャラクターがそれぞれしっかりと描き分けられていて、スムーズにドラマの世界に引き込まれました(^^)/

16話という長さもちょうど良かった!

韓国ドラマの刑事ものは最近は本当に秀作が多くて、ついあれこれ比べてしまいますが、残虐な殺人事件を扱いながらも、ハートフルな場面も多い、バランスの良いドラマだったと思います。

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