「サム、マイウェイ」の感想です!
大人気のパク・ソジュンが、どこにでもいそうな「男友達」に扮して、恋に友情に夢にと大奮闘。「キム秘書はいったいなぜ?」みたいな御曹司キャラよりも、やっぱりソジュナにはこういう普通の男友達キャラの方が似合ってる(*´з`)
30歳も間近になって、やりたい事=夢に挫折したまま、なんとなくさえない日々を送っている主人公たち。
エリートでもクムスジュ(金のスプーン・生まれながらにしてお金持ちという意味)でもない彼らが、どのように自分の人生=マイウェイを見つけていくのか。
そんなストーリーが共感しやすく、気軽に楽しく観られるラブコメでした!
サムとは「闘う」という意味があるらしく、諦めずに闘い自分の生きる道を見つける!というような意味がタイトルにはあるそうです。
https://www.oritakalog.com/2019/07/27/itaewonclass/
キャスト・あらすじ・スタッフ
KBS2018年
あらすじ
高校時代、テコンドー選手として名を馳せながらもワケあって引退し、現在はダニ駆除業の仕事をするコ・ドンマン。20年来の幼なじみ、チェ・エラもアナウンサーになる夢を諦めて、今はデパートの案内係。2人は同じアパートに向かい合って住み、何でも言える仲。ある日偶然、デパートの館内放送を任されたエラは、それをきっかけにアナウンサーの夢をもう一度目指そうと決意。ドンマンも再び格闘技に挑戦するきっかけを掴む。
そんな中、ドンマンの前には有名アナウンサーの元カノが、エラの前にはハイスペックな新カレが登場。ただの親友のはずだった2人の仲に微妙な変化が生じ始める…。
キャスト
- パク・ソジュン :コ・ドンマン役「魔女の恋愛」「花郎」「彼女はキレイだった」「梨泰院クラス」
- キム・ジウォン :チェ・エラ役「太陽の末裔」
- アン・ジェホン :キム・ジュマン役「応答せよ1988」
- ソン・ハユン :ペク・ソリ役
- チェ・ウシク :パク・ムビン役「狩りの時間」
スタッフ
演出:イ・ナジョン「オー・マイ・ビーナス」/キム・ドンフィ 「客主」
脚本:イム・サンチュン「ベクヒが帰ってきた」「椿の花咲く頃」
「国民の男友だち」パク・ソジュン
まず何よりもパク・ソジュンはやっぱりコメディで輝く!
そしてお金も経歴も学歴もな~んにも無く、女心には鈍感で恋の駆け引きにも無頓着。でも心は温かくて人間味あふれるドンマン、これが最高にはまり役でした~。
「国民の男友達」だけあって、こんな男友だち一人は欲しい!という女子の妄想をそのまま体現しているかのようなドンマン(*´з`)
↓頭ぼさぼさのジャージ姿でもかっこいいソジュナ。定番あたまぽんぽん。
しかも今回の役はテコンドーの選手。諦めた夢をもう一度追いかけるため、肉体的にも自分を追い詰め鍛え上げるシーンも多くて、ソジュナの肉体美が存分に拝めます笑
やっぱり「強い」って単純にかっこいいよなー
そしてキム・ジウォン扮するエラも、一見すると誰にも媚びない強い女、でも実は繊細な優しさと、守ってあげたくなる健気さもある役で、すごくいいキャラでした。
今までお互い異性として意識していなかったこの二人が、徐々に気になる存在になり恋人に発展してゆく恋愛がリアルで、それが支持され視聴率も高く話題になった作品です。
これが面白くないわけがない~!と期待が山ほどふくれあがって視聴開始。
・・・が!私にはこの恋愛があまり響かなかったー💦
気軽に楽しく観れるラブコメ!…と書いたのですが、見終わってみれば、実は私にはそれ以下でもそれ以上でもない作品でしたー笑
魅力的な二番手くんが欲しかった!
もちろん主役二人は書いた通り、すごく魅力的なキャラでそれなりにキュンキュンシーンも堪能しました。でもそれは、それぞれの胸キュンシーンを観ての一瞬の事で、1話から最終話まで二人の恋愛がどうなるか見守っていたような気持ちはあまり持てず・・・ストーリー自体には夢中になれませんでした~
脚本の流れにイマイチ乗れなかったのかな(^^;)
ドンマンもエラもそれぞれ元カノや元カレがいて、エラには新しい恋の相手も出現したりもするのですが、その誰もが全然魅力的じゃなくて、大したライバルに見えないし、そこに切ない三角関係や揺れ動く気持ちが全然ないのですよね。
やっぱり魅力的な二番手くんって、ドラマのスパイスだと思うけど、それがこのドラマにはなかった!ってのも大きいかな?
↑エラの新しい恋の相手、二番手出てきますが、キャラ設定が雑。扱いも雑。全然ライバル感なくて、エラがこの二番手になびくと到底思えず。せっかく役者はチェ・ウシクなのに無駄遣い甚だしい~
↑さらにエラのライバル、ドンマンの元カノも強烈なぶりっこ設定。二人の対決は面白かったけど。
あくまで「ラブコメ」だし、恋愛ばっかりが主軸のドラマではなくて、それぞれが夢を追うストーリーラインも大事にするために、恋愛部分はあまり深くなりすぎないようにしたのかなぁ?なんて思ったり。
ただ単に、もう結末が見えている恋の行方に夢中になれなかっただけかもしれません。
でもそこら辺は予告動画でもガンガン流れてるし、どんなドラマでもそれは分かっていても、そこをいかにハラハラドキドキのエピソードで包んでくれるかが見せ所だと思うんだけどなぁ。
アラサーの4人組のキャラ設定がリアル
恋愛はイマイチでも、主人公二人とその親友カップル4人のやりとりはすごく楽しめました!恋愛ドラマというよりは、アラサーの青春ドラマという視点で観てしまった。
4人も主要な登場人物がいると、必ず一人は実家がお金持ちだとか実はエリートって設定になるけれど、このドラマはそれが無くて、みんな普通の庶民。そこが新鮮だったかも✨
↑この4人のからみが好きでした!
↑隣同士に住む友人たち。しょっちゅう行き来して、家族のように暮らす様子がうらやましい。キム・ジウォンちゃん、太陽の末裔とはまた違ったキャラで、はじけたコミカルな演技が良かった。
で、注目すべきキャストはこちら、「応答せよ1988」お兄ちゃんことアン・ジェホン↓
基本3枚目のはずの彼が、何やらこのドラマでは2枚目半扱いww
意外だったけど、1988の時よりちょっと痩せたし、中身が仕事の出来る男だと、案外カッコよく見えてくる不思議。
このジュマンとソリのカップルが好感度高くて、ドンマン&エラのカップルとは対照的に、お互い気持ちを確かめあった恋人同士、結婚も秒読みと思われる関係なのに少しずつ何かがずれていき…。倦怠期ってこういう事なのか、長すぎた春なのか、うまくいきません。
ここら辺は、ソリの健気さに女子は共感しきり。ジュマン、勘違いすんなよ!と背中から蹴りを入れたくなります笑
まとめ感想
色んな魅力的な要素が多いと思うのですが、やっぱりドンマンとエラの恋愛にもうちょっと山あり谷ありだったらはまれたかも。
二人の家族の話も中途半端で、特に後半のエラの家族の話は少し分かりにくく、謎が多かったような気も?
二人とも愛する人を得て、自分の夢にもまた希望をもって歩みだすストーリーはアラサーというすごく悩み多き年代には共感必至だと思うので、前向きな気持ちに元気をもらいたい方は、是非!
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