★★★★★5つ星ドラマ

名作!「ミセン-未生-」視聴感想

韓国ドラマ史上に残る名作ドラマ、「ミセンー未生」の視聴感想です。

私の中の韓流ドラマBEST3に間違いなく入る作品。
これ以上に素晴らしい脚本を、私はいまだかつて知らない!

韓流ドラマというくくりでは収まらない、老若男女国籍問わず、すべての人に自信をもってお勧めできるドラマです。

私の評価  星5つ!
韓国ドラマ史に残る名作!殿堂入りドラマです!

  • 歴代視聴率2位、コンテンツパワー2位。ケーブルテレビ放送大賞、百想芸術大賞
  • ケーブルテレビ歴代視聴率2位。
  • コンテンツの影響力を量るコンテンツパワーでは同じく社会現象となった「星から来たあなた」に次ぐ2位。
  • 百想芸術大賞/男性最優秀演技賞、男性新人演技賞、演出賞の主要3部門受賞
  • ケーブルテレビ放送大賞、大賞など主要部門を独占受賞!
  • 日本でも東京ドラマアウォード 2015で海外作品特別賞を受賞、2016年にはフジテレビでリメイクされた。




あらすじ・キャスト・スタッフ

ミセン(未生)あらすじ

全20話。
幼いころからその才能を認められプロ棋士を目指していた主人公チャン・グレは、様々な事情から囲碁の道を断たれ、学歴も職歴もないまま、22歳にして全く経験のない会社勤めをすることになる。
他のエリート新入社員とは大きく差がついたスタートだったが、大手の商社に契約社員として何とか就職することが叶うが、コピー一つ満足に取れず、様々な困難にぶつかる‥‥。また、優秀な同期や、曲者上司たちもそれぞれの事情を抱えている。

スタッフ

原作:ユン・テホ「未生~ミセン~」
演出:キム・ウォンソク「トキメキ☆成均館スキャンダル」「シグナル」「私のおじさん
脚本:チョン・ユンジョン「アラン使道伝」「ハベクの新婦」

キャスト

イム・シワン(ZE:A)「太陽を抱く月」「トライアングル」
カン・ソラ「ドクター異邦人」「メンドロントトッ」
カン・ハヌル「相続者たち」「花郎」「椿の花咲く頃
イ・ソンミン「パスタ~恋が出来るまで~」「ミス・コリア」
ピョン・ヨハン「元彼女クラブ」『監視者たち』「六龍が飛ぶ」「ミスター・サンシャイン

「未生」とは–諦めなければ必ずチャンスが来るというメッセージ

未生とは囲碁の用語で、「まだ弱い石」もしくは「”死んでもないし生きてもいない石”」という意味で、どんな困難でもあきらめなければ必ずチャンスが来るというメッセージが込められているそう。ちなみに反対語は『完生(ワンセン)』。

この題名に象徴されるように、まだ人生これから!まだ何も成し遂げていないけれど、諦めていない登場人物たちが、つまづき、迷い、立ち止まりながらも、自分の進むべき道を探し続ける青春ドラマです。

↑このドラマでイム・シワンとW主演ともいえる、名優イ・ソンミン。
オ次長(オ課長)を熱演しました。

働く人すべてに捧げるヒューマンドラマ

原作はウェブ漫画らしいのですが、とにかくリアルなセリフのやりとり、臨場感あふれる演出と映像、主人公を含む登場人物たちの心情がものすごく丁寧に描かれ、共感度100%の社会派青春ヒューマンドラマとでも言うべき作品に仕上がってます。

主人公のチャン・グレのみならず、登場人物一人一人にドラマがあり、それぞれの抱える様々な事情や思い、その過去に焦点が当てられ、社会問題や人生哲学を織り込みながらさながら人間群像劇のように話が進んでいくさまが見事です。働く意味、生きる意味、たかが人生されど人生という人間ドラマに何度も涙してしまいました。




全ての俳優が生き生きと輝く 最高のキャスティング

主人公のチャン・グレ役は、このドラマで大大大ブレイクを果たしたイム・シワン。
アイドルグループZE:A(ゼア)のメンバーでしたが、(ZE:Aは事実上解散状態らしく?)今ではすっかり俳優として超売れっ子です。

とにかく普通の青年を普通に演じる、彼の存在感が素晴らしいです!
父を亡くし囲碁の道も断たれ、学歴も経済力も経歴も何もない青年が、社会に出て挫かれ、何も思い通りにならず、努力だけでは超えられない壁に何度もぶつかり葛藤する。しかしどんなに惨めな思いをしても常に前を向き、自分の可能性を信じて進み続ける・・・。

その真っすぐな眼差しが!眼差しが!!チャン・グレそのものなのです。

他にも


演技力には定評のあるカン・ハヌルは、エリートながらも鬱屈としたものを心に抱える青年役を繊細に演じていました。


カン・ソラちゃん、ドラマの中で英語がネイティブ並みだったのでてっきり帰国子女かと思いきや、インタビューを読むと、英語は苦手でセリフの意味も分からず丸暗記したとか(^^;) さすが女優!素晴らしい発音でした。


今や売れっ子、本作でブレイクしたピョン・ヨハンさん。演技学校を卒業し、演技に対する情熱が大変強い俳優さんとのこと。「ミセン」では、調子のよさが売りの軽い新入社員を、話が進むにつれ深みのあるキャラクターへと変容させてゆき、その演技力をいかんなく発揮していました。この後出演した「六龍が飛ぶ」では無口な孤高の剣士を演じていて、本当にかっこよかった!!


このドラマの良心をもいえる「キム代理」を演じたキム・デミョンさん!!
様々な映画やドラマに脇役として出演してきた名バイプレイヤー。映画版「ビューティー・インサイド」でもちらっとみかけました。


その他にも個性的な社員の面々。ドラマを観終わった今となっては、すべてのキャラが愛おしい。

日本版へリメイクされました

日本でも『HOPE~期待ゼロの新入社員~』としてリメイクされました。
20話を10話にするのがまず無理があったような気がしますが、とにかく心情を丁寧に描くのがミセンの良さだったので、そこがかなり端折られていたのが残念でした💦

チャン・グレを演じた中島裕翔さん、個人的には漫画版の主人公には似てたけど、やっぱりチャン・グレはイム・シワンのイメージが強くて、中島さんは背が高くてかっこよすぎる気がしたなぁ笑

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