韓国発の本格ゾンビスリラー!
楽しみにしていた「釜山行き」やっと見に行くことができました。
しかし邦題はまさかのダジャレ笑
最初邦題を聞いた時には「ええー?!」と絶句しましたが、いや不思議なものです。映画が日本で公開される頃にはすっかり慣れて、まぁ「釜山行き」そのままの題名じゃヒットしなかったかもなぁ、と納得している自分がいました。映画はすごく良い出来で、原題を知らない日本の人々にはふつーに受け入れられているようなので、ダジャレ結果オーライ!
あらすじ・キャスト・スタッフ
別居中の妻がいるプサンへ、幼い娘スアンを送り届けることになったファンドマネージャーのソグ(コン・ユ)。夜明け前のソウル駅からプサン行きの特急列車KTX101号に乗り込むが、発車直前に感染者を狂暴化させるウイルスに侵された女性も乗ってくる。そして乗務員が彼女にかみつかれ、瞬く間に車内はパニック状態に。異変に気づいたソグは、サンファ(マ・ドンソク)とその妻ソンギョン(チョン・ユミ)らと共に車両の後方へ避難する。やがて彼らは、車内のテレビで韓国政府が国家非常事態宣言を発令したことを知り……。
【監督】
ヨン・サンホ【キャスト】
コン・ユ
キム・スアン
チョン・ユミ
マ・ドンソク
チェ・ウシク
アン・ソヒ
キム・ウィソン
チェ・グィファ
パク・ミョンシン
シム・ウンギョン
イェ・スジョン
コン・ユの大人の男の魅力!(キムタクより3つ年下と思えない~)、マ・ドンソクのさすがの存在感!子役ちゃんの演技力◎



評判通りの完成度の高さで、ゾンビのリアルな描写、列車を舞台のパンデミックもののスケールの大きさ、スピード感溢れる息もつかせぬ展開、これでもかと見せ場が続く構成・・・。とにかく飽きずにあっという間の上映時間でした。

が、残念ながら人間ドラマが浅い気がしました。
とにかくゾンビから逃げる話を撮りたかったのかな。魅力的な登場人物がたくさんいるのだから、もう少し丁寧に人間を描いて欲しかった。
ゾンビ描写15分少なくして、そこをドラマの奥行きが出るようなちょっとしたエピソードやセリフのやりとりに回すと、もっと映画自体に深みが出たのではないかなぁ。
とはいえ、日本ではとても作れない、ハリウッド顔負けのゾンビ映画。十分楽しみました。
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